東出昌大(30)が17日、都内で、主演映画「OVER DRIVE」(羽住英一郎監督、6月1日公開)の完成披露イベントに出演した。

 公道を走るカーレース「ラリー」に臨むチームの物語で、チームのエンジニアを演じる東出は、ドライバー役の新田真剣佑(21)と兄弟を演じる。他に共演の森川葵(22)北村匠海(20)町田啓太(27)要潤(37)もイベントに出席した。

 東出、森川、羽住監督は、フランスで行われた世界ラリー選手権を見学しに行ったという。舞台のため行けなかった真剣佑は、「言い出したのは僕なのに、悔しかったです」。森川は「ラリーって男性のものかと思っていたけど、ドライバーの隣には女性も乗っているし、イケメンのドライバーもいる。女性にも親しみを持ってもらえるポイントがあるなと思いました」と、ラリーの世界を楽しんだようだった。

 東出は「この映画に携わるまで、車は日常の道具だったけど、情熱を注げる対象ではなかったんです」と振り返る。「新しい扉を開いてもらった感じで、本当のラリーバカになりました。皆さんにとっても新しい扉になると思うので、楽しみにしていてください」と観客に呼びかけた。

 さらに東出は、福岡・北九州市でのロケ初日に、真剣佑が財布をなくしたことを暴露した。「普段は明るいマッケンが泥みたいになって、『財布なくしました~』って言ってて」と東出。真剣佑は「警察に問い合わせたら届いてました。ちゃんといい人がいて。もう、北九州大好き。中身も全部ありました」と、あわやの出来事を振り返った。