女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)18日放送第15話の平均視聴率が20・3%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(すずめ)や律(佐藤健)らは、菜生(奈緒)が所属する弓道部の引退試合を見に行った。律はそこで真剣な表情で弓を射る他校の女子生徒に好意を抱く。試合が終わると、ちょっとしたことがきっかけで名前を教え合い、女子生徒から伊藤清(古畑星夏)という名を聞く。律は連絡先を交換しなくても、もう1度、清と会うことができたら、それは運命だと信じる。

 一方、ふくろう商店街に、東京のリゾート開発会社によるテーマパーク建設計画の話が舞い込んだが、計画について商店街は騒ぎになる。しかし、リゾート開発会社の社員、ワンレンボディコンの美女・瞳(佐藤江梨子)が商店街の人々に、愚痴をこぼす場面もあった。