女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)24日放送第20話の平均視聴率は20・9(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、ふくろう商店街に衝撃が走った。バブル崩壊の影響で資金繰りがつかなくなり、ぎふサンバランドの建設計画が中止になった。鈴愛(永野芽郁)らは高校最後の夏休みを迎え、律(佐藤健)は受験勉強に専念するため、これまでのように遊べなくなると告げた。そして律は進学せずに就職への道を選んだ鈴愛に秋風羽織が描いた少女漫画を1タイトルずつ貸し出す、という内容だった。