宝塚歌劇宙組公演「天は赤い河のほとり」「シトラスの風」(6月17日まで)が11日、東京宝塚劇場で幕を開けた。

 「天は-」は古代オリエントを舞台にした少女漫画の舞台版。カイル皇子役の新トップスター真風涼帆は「個性豊かなキャラクターがそろい、ドキドキする仕上がりです」と自信をみせた。

 同公演がトップのお披露目となるが、「大劇場の初日では温かい拍手が全身にしみて、幸せでした。宙組20年の歴史と伝統を背負ってやっていければ」。同じく新トップ娘役の星風まどかも「高みを目指して成長していきたい」と話した。