女優中越典子(38)が11日、東京・日本赤十字医療センターで行われた「第8回 忘れられない看護エピソード」朗読会&やすらぎコンサートに出席した。

 日本看護協会は、近代看護を築いたナイチンゲールの誕生日である5月12日を「看護の日」とし、12日を含む日曜日から土曜日までを「看護週間」として制定している。

 中越は看護の日PR大使として、同医療センターの患者や看護学生を前に「忘れられない看護エピソード」最優秀賞作品を朗読した。緊張気味に読み終えると、「患者さんと看護師さんの深いつながりが感じられました」と話した。

 また病院内での朗読会とあり、ベビーベッドに乗った生後3日の赤ちゃんを見つけると「わぁ、顔が見たい!おめでとうございます」と笑顔を見せた。

 看護師や助産師を目指す看護学生とのトークも行われた。助産師になるためには、まず看護国家試験に合格する必要があるということ、さらに助産師学校に入るためには高倍率の受験をクリアしなければならないことなどを知ると、「すごい!皆さんは選ばれた方なんですね」と感心した様子を見せた。

 昨年5月に俳優永井大(39)との間に第1子となる男児を出産した。「助産師さんと二人三脚でした。言われたとおりに30分くらいかけてシャワーを浴びたら、陣痛がどんどん早まって。私の操り方が上手でした」と振り返り笑った。