30日に放送されたテレビ朝日「特捜9」(午後9時半)第8話の平均視聴率が11・1%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 渡瀬恒彦さん(享年72)が主演したテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁捜査一課9係」シリーズが、新たに「特捜9(とくそうナイン)」として生まれ変わり、寺尾聰演じる謎多き班長宗方朔太郎の元、「9係」にも出演していたV6井ノ原快彦が主演を務め、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正が演じた旧「9係」メンバーが再結集した設定で始まった。

 第1話は16・0%、第2話は15・4%、第3話は14・5%、第4話は13・8%、第5話は14・3%、第6話は13・2%、第7話は13・0%だった。

 第8話は「サッカーキリンチャレンジカップ 日本-ガーナ戦」のため午後9時半から放送。団時朗、舟木幸、佐伯新、出合正幸がゲスト。会社社長の水上洋次郎(団時朗)の妻康子(舟木幸)の遺体が自宅プールで発見。強盗殺人かと思われた事件を直樹(井ノ原快彦)らが捜査すると意外な事実が浮かび上がってきた、という内容だった。