東大卒で気象予報士の資格を持つタレント三浦奈保子(29)が、子どもを虐待する親が後を絶たない現状に、「義務教育を0歳からにしてはどうか」と自身の考える対策を提案した。

 三浦は6日、ブログを更新。岩手県で1歳9カ月の男児が十分な食事を与えられず死亡し、父親が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された事件に、「悲しくて、辛くて、でもこういう事件は無くならなくて」と嘆き、「0歳から、午前中だけでも良いから皆保育園に行く皆保育園制度になれば、先生が毎日、元気な姿を確認できる。食事を与えられず死亡、なんて子は出てこない。様子がおかしかったら、パパママではない大人である先生も気づいてくれる。多くの赤ちゃんにとって自分の親しか見てくれる大人がいない、という今の世の中は 赤ちゃんにも、そして親にも、肉体的にも、精神的にもとても負担やリスクが大きいことだと思います」と指摘した。

 自身も幼い2人の子どもを持つ母である三浦。0歳から義務教育化することによるそのほかのメリットについて「出産以来休む間も無かったママも午前中はゆっくりして家事を片付け、ゆとりを持って午後から赤ちゃんと向き合ってあげる事ができます。そして、色んな情報をぐんぐん吸収してその子が作られていく0~3歳までの間の周りの環境は、本当に大事だから 出産から毎日24時間のお世話で疲れ切って、余裕のないママ一人が育てるよりも午前中はプロの保育士さんとお友達皆で、月齢に合った素敵な吸収をさせてもらって午後は、午前中に充電して家事や用事を済ませたママから惜しみなく愛情をもらえばどんなに素敵な子育て生活になるか…と思います」と私見を述べ、「感情のままに思う所を色々書きましたが、もしご意見頂けると嬉しいです」と呼びかけた。