韓国の男性アイドルグループApeaceが16日、東京・代々木の山野ホールで、12人体制最後の定期ライブを行った。

 ライブのサブタイトルは「Stride ahead(未来に向けて一歩踏み出す)」だった。今月末でファン・ドゥファン(24)とオ・セヒョン(24)がグループを脱退する。

 新たな道を歩む2人と、7月から10人体制になるグループの決意が込められていた。

 アンコールを含む計17曲を歌いきると、メンバーらは満席の会場に向けて話し始めた。ドゥファンは「Apeaceではない自分を試したかった。メンバーだったことに誇りを持ち、前に進んでいきます」。

 セヒョンは「皆さんのおかげでここまでやってこれました。韓国でも頑張ります」と強い決意をにじませた。

 リーダーのハ・ゴンヒ(26)は「おかしな気持ちです。12人体制が最後なのも、2人を送り出すのも悲しい。でもライブは楽しかった。2人は違う道を歩みますが大好きです。これからもApeaceは1つです」。8月29日にはニューアルバム「BRAVE TO WONDER」を発売。グループは、新体制として第1歩を踏み出す。