5人組ダンスボーカルユニット、PrizmaXの森崎ウィン(27)が17日、都内で、ビジュアル・アンド・インタビューブック「Win-Win」先行発売記念イベントに出席した。

 前日16日に千葉県内で同グループメンバーとしてライブを行った森崎は、ガラガラのかすれ声で登場。「昨日、相当のどを使ってしまったので」と申し訳なさそうに話した。

 インタビューと写真を1冊にまとめたもの。初の書籍発売に「僕を知ってもらえるチャンス。こうして本を出すことが出来て、いろんな人に感謝の気持ちでいっぱいです」と感無量の表情で話した。

 スティーブン・スピルバーグ監督作「レディ・プレイヤー1」にダイトウ役で出演し、一躍注目されたが「僕がミャンマーで生まれ育ったということは、まだ知られていない。ルーツの部分を知っていただけたら」とアピールした。

 同映画に出演してから、メディア露出が格段に増えた。「こういう場や、テレビにも出させていただけるようになった。やっとだな、やっと来たー! という感じです」。映画で話題になったダイトウのセリフ「俺はガンダムで行く!」の再現を取材陣から求められるも、声が出ずに断念。「俺、全然いけないわ」とつぶやいて笑いを誘った。

 開催中のサッカー・ワールドカップで、19日に初戦を迎える日本代表について「注目しているのは本田選手。サッカー選手としても、男としても憧れます」。勝利の可能性を聞かれると「“ウィン”出来ると思います!」としゃれを交えて笑顔を見せた。

 俳優として、これから挑戦したいジャンルはアクション。「歌って踊っているので、運動神経はいいです」。悪役にも興味があり「自分が明るいので、全く逆をいってみたい」。今後の目標は「10年以内にアカデミー賞をとること」で、「部門にこだわりはなく、新人でも助演でも。夢は大きく、これからの森崎ウィンから目を離さないで下さい!」と力強く話した。