嵐の二宮和也(34)が主演するTBS系連続ドラマ「ブラックペアン」(日曜午後9時)の第10回(最終回)が15分拡大で24日に放送され、平均視聴率が18・6%(関東地区)を記録し最高記録を更新したことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回は13・7%、第2回は12・4%、第3回は12・1%、第4回は13・1%、第5回は13・4%、第6回は13・0%、第7回は13・0%、第8回は16・6%、第9回は16・2%だった。

 渡海(二宮和也)は、倒れた佐伯教授(内野聖陽)の緊急手術を行ったが、あくまでも応急処置だった。渡海は、完治のための再手術を行う条件として佐伯に対して、自分が探している「飯沼達次」の居場所を明らかにすることを求めた。しかし佐伯は「命よりも大事なものがある」と拒否した。一方、東城大では、美和(葵わかな)が藤原師長(神野三鈴)の指示で秘密裏に担当していた患者の容体が急変した。それが、高階(小泉孝太郎)香織(加藤綾子)の知るところとなる。そして佐伯が抱えてきた秘密が、渡海によって明らかになるという展開だった。

 二宮は最終回に向けて、「1話からずっと見てくださっていた方にとっては、納得できる終わり方になっているんじゃないかなと思います。1話からうごめいていた謎が全て線になる瞬間なので、最終回で答え合わせをしていただけたら。ずっとため込んでいたものが一気に昇華していくと思うし、気持ちいい結末になっていると思います」と話していた。