6人組ダンス&ボーカルユニット超特急が23日、都内で、写真集「超特急×Australia restart」(主婦と生活社刊)の発売記念イベントに出席し、開演前に報道陣の囲み取材に応じた。

 6人体制になって初の写真集で、再出発の意味を込めたタイトルになった。ユーキ(23)は「メンバーそれぞれが(案を)出し合った中で、タクヤが出した『リスタート』が自分たちに当てはまったので」と、命名の理由を明かした。

 サッカーのワールドカップ(W杯)開催中とあって、メンバーは毎晩のように熱戦に夢中になっている。中でもカイ(23)タクヤ(23)ユーキはサッカー経験者とあって、熱の入りようは相当なもの。タクヤは「大迫ハンパないって」と、コロンビア戦で決勝点を決めたFW大迫勇也を絶賛し、明日24日のセネガル戦に向けては「スコアは気にせず、とにかく勝ってほしい。日本代表のユニホームを買いました。背番号はなしです。みんな応援したいので!」と力を込めた。

 月曜に放送される番組のリポーターから「負けた時用のコメントを…」とリクエストされると、カイは「負けた時のものは撮りたくない!」と断言し、勝利を疑っていない様子だった。

 写真集はタイトル通り、撮影はオーストラリアのパースで今年1月、約5日間かけて行った。所属事務所スターダスト・プロモーションの「限界」に挑戦した写真集にもなったという。タクヤは「スタダ(スターダスト)コードというものがあって、その限界を超えたと思う」と豪語。具体的には肌の露出度が多いという。リョウガが「だんだん(露出が)多くなっていって、次は服がなくなるんじゃないかと思う」と予想すると、カイは「次はレントゲン写真で」と笑わせた。

 超特急の写真集は、ロンドンなど鉄道がある街で撮影されることが多く、今回はパースの海上を走る鉄道でも撮影した。ユーキは「海の上を走る電車が、初めてだったので新鮮でした」と振り返った。次回作も鉄道のある街をテーマに撮影したい意向で、リョウガ(23)は「どこかいいところがあったら、ご意見お待ちしています」と報道陣に呼びかけた。