歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が、森作りを呼びかける植樹プロジェクト「ABMORI(えびもり)」を海外でも実施する意向を示した。

 同プロジェクトは昨年6月22日に亡くなった妻小林麻央さん(享年34)とともに14年に始めたもの。5回目となる今回は24日に長野・志賀高原で約1500人と約1万本を植樹した。

 海老蔵は25日に更新したブログで、「植樹ABMORIを世界へ 世界でも植樹をしよう。やろう。と心に決めました」と明言。「それは植樹は未来の光だ、と私が思ったからです」と理由をつづった。

 麻央さんが亡くなってから1回目の命日となった23日に行われた「しのぶ会」では、麻央さんと同じ乳がん患者のための基金設立や残したブログを本にまとめる計画が滞っている理由について「ネガティブに言う人もいる。それを乗り越えるだけの力はないので、(基金は)難しいかもしれない。本も作ったけど、出しません」と、いずれも頓挫する可能性を示唆していた海老蔵。しかしABMORIについては今回のブログで「昨日ネガティブな言葉により断念したこともあるという話もしましたが 今後はどんなにネガティブな言葉もシカトしてやるべきことをやろう。決めました」と意欲を見せた。