4人組男性ダンスロックバンドDISH//が10日、都内で新曲初披露イベントを行った。

 11日に発売される12枚目のシングル「Starting Over」のお披露目イベントで、メンバーは夏らしい浴衣姿で登場した。橘柊生(22)は「花火に行きたくなっちゃった」と満足げ。「ドレスコードも浴衣にすればよかった」とファンに語りかけ、黄色い歓声を浴びていた。

 イベントはトークとライブの2部構成で行われた。トークコーナーでは、カップリング曲「ただ抱きしめたい」にちなみ、「理想の抱きしめたいシチュエーション」をメンバーそれぞれが発表した。北村匠海(20)は「あの子と過ごす最後の夏休み」というSFをテーマに、「30日間しかしか生きられない女の子との恋」を実演。抱きしめるフリをするシーンでは、会場から悲鳴にも似た歓声が上がった。演じ終えると、矢部昌暉(20)は「映画見てるみたいだったよ」。北村は「帰りたい。地獄みたいな時間だった」と赤面していた。

 ライブパートでは新曲「Starting-」のほか、初披露曲「That,s My Life」を含む全7曲を披露した。今年3月にベースを担当していた小林龍二が脱退し、4人体制として再スタートを切った。北村は新曲について「『Starting-』は再出発という意味もある。再出発する僕らを後押ししてくれる、思い入れのある曲です」と紹介した。

 ライブは長いMCなどは挟まず、30分間ほぼノンストップ。会場のファン300人を盛り上げた。