「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」(西浦正記監督、27日公開)の完成披露試写会が11日、東京国際フォーラムで約4000人の観客を集めて行われた。

 08年のテレビドラマリーズから継続して出演している山下智久(33)新垣結衣(30)戸田恵梨香(29)比嘉愛未(32)浅利陽介(31)、さらには有岡大貴(27)成田凌(24)新木優子(24)馬場ふみか(23)安藤政信(43)椎名桔平(53)と豪華キャストが一堂に会し、応募総数10万通超えのぜいたくなお披露目会となった。

 新垣は「私たちにとって10年分のアルバムを作っていただいた」、戸田は「死ぬまで大切にしたい作品ができあがりました」と、思い入れの強い作品の集大成に感慨深げ。山下は「10年間の時を越えて僕らの絆がしっかりと描かれているのと、患者さんとの人間ドラマで『今この瞬間を生きることの大切さ』が伝わるかと思います」と見どころを語った。

 また、21日に札幌と名古屋、22日に大阪と福岡の計4都市を5人が回る「日本縦断ツアー」が開催されることが発表された。

 山下は「コード・ブルーファンの方々の中には西日本に住まれていて、(西日本豪雨の)被害に遭われた方もいらっしゃるかと思う。その方々やご家族の痛みに少しでも寄り添えるように、1日も早く元の生活にみなさまが戻れるように、そういう思いで日本を回らせていただきます」と思いを語った。