女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の12日に放送された第88話の平均視聴率が21・1%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話と鈴愛が秋風塾を辞め新展開となった82話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、臨時アルバイトで涼次(間宮祥太朗)と急接近した鈴愛(永野芽郁)は、裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)に涼次と結婚するつもりであることを告げる。「声が素敵」と鈴愛は言う。

 しかし、あまりにも急な話であることから、裕子とボクテが心配する。

 涼次も、師匠の映画監督、祥平(斎藤工)に「すらすらしゃべれる」と鈴愛との交際を報告したが、反応は鈍かった。祥平は2人の交際に気になることがあった。

 涼次をかわいがっていた叔母の三姉妹、藤村光江(キムラ緑子)、藤村麦(麻生祐未)、藤村めあり(須藤理彩)の存在だった。三姉妹は昔から涼次に愛情を注いでいたのだ。

 鈴愛はことあるごとに涼次に携帯電話をかける。そして風邪の涼次に、お見舞いに行くと言う。