アンジェリーナ・ジョリー(43)とブラッド・ピット(54)との親権争いが激化し、泥沼の争いに突入したとの報道が浮上した。

 ある関係者は米情報サイトTMZに、ジョリーはピットと子供たちの関係を完全に断ち切ろうとしていると明かした上で、「彼女はブラッドに対し、怒りに燃えている。バカバカしいほど、理不尽になっている」と話している。

 ピットは先月、裁判所命令により、子供たちと過ごす権利を獲得。久しぶりに、子供たちとゆっくり生活する機会を得た。今後の親権についての予備審理は今月13日に開かれる。

 しかし、セレブ御用達の敏腕弁護士、ローラ・ワッサー氏は、ジョリーとの間で意見が合わず、担当弁護士を降りることを決めたという。ジョリーはすでに別の弁護士を雇ったらしいが、同サイトは、「2人の離婚調停は合意に達するどころか、全面戦争の様相を呈している」と報じている。

 ジョリーは2016年9月、ピットの長男への虐待を理由に、突然の離婚申請に踏み切った。その後、ジョリーが6人の子供たちの一時的な親権を獲得。最近は親権争いもひとまず落ち着き、ピットとの離婚成立も近いとみられていた。(ニューヨーク=鹿目直子)