美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)が、国民的アニメ「サザエさん」の視聴率低迷報道を受け、「英断が必要なのかもしれない」と私見を述べた。

高須氏は今年1月、同アニメのスポンサーだった東芝の降板を受けいち早く名乗りをあげていた。入札に敗れたため実現はしなかったが、27日更新のツイッターでは、同アニメの視聴率が低迷しているとの一部報道を受け、「復活の起爆剤になろうとしたのに…悲しく思います」と吐露した。

同アニメは1969年(昭44)から放送されている長寿番組だが、描かれる“昭和の家族像”が現代に合わないとの指摘もある。高須氏は「時代に合わせて『毎日かあさん』に変えるくらいの英断が必要なのかもしれない」と、自身のパートナーで漫画家の西原理恵子さんの作品を例にあげて“メス”を入れる必要があるとの考えを示したが、「過去の成功体験と古いコンテンツにこだわるサラリーマン経営者に大改革は無理だろうな」と悲観した。