女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の12日に放送された第141話の平均視聴率が23・1%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、実家にいる草太(上村海成)からの連絡で、晴(松雪泰子)の容体が急変して倒れたことを知った鈴愛(永野芽郁)は、翌日に律(佐藤健)と晴が入院している病院に駆けつけた。そこで晴は弱気になっていることを鈴愛に打ち明けた。また鈴愛の将来のことも心配でならないと続けると、律が「スパロウリズム」という会社を立ち上げ、鈴愛と“そよ風扇風機”を開発していることを告げた。そして晴の手術の日を迎え無事にうまくいった、という内容だった。