今後、本格的に女優として活動する岡田結実(18)宮本茉由(23)玉田志織(16)の3人が12日、都内で、所属事務所主催の「オスカープロモーション2018女優宣言お披露目記者発表会」に出席した。

岡田は「今までタレント、モデルだったり、さまざまな仕事をする中で、女優というお仕事などもしていますが、こうやってあらためて女優宣言というすてきな機会をいただけて光栄です」。宮本は「現在はモデルとして活動しています。20代からの芸能界デビューは難しいとあきらめてましたが、20代からでも努力すれば夢はかなうことを体現し、多くの夢を持つ20代の方に伝えたい」。玉田は「このようなすてきな場所に立てて光栄です。緊張していますが精いっぱい頑張ります」とあいさつした。

その後、事務所の先輩の菊川怜、河北麻友子、田中道子がゲストで駆けつけ、3人に花束を渡した。菊川は「たくさん大変なこともあるかと思いますが、今日の日を忘れずに楽しみながら頑張って」。河北は「私、女優宣言もしてないし、『はてな』という人もいるかもしれませんが、ただ、先輩として皆さんを見守りたい」。田中は「皆さんといつか共演できる日が楽しみ。一緒に頑張っていきましょう」と激励した。

菊川は「私も女優宣言して18年。あっという間。大変なこと、つらいことがあっても良かったなと思う。いつか共演を楽しみにしています。仲間ができた感じでうれしい」。河北は「皆さん、いろんな仕事をすると思いますが、全部、女優に生かされると思う。いろんな事を吸収してほしい」。田中は「瞬発力も求められるのが女優の仕事。最初は泣いてしまうこともあり、女優の仕事がとにかく難しく感じたけど、日々成長を感じ、やりがいのある仕事」とアドバイスした。

岡田は先輩3人に女優として心がけていることを質問。菊川は「最初は、失敗をおそれずにいてほしい。萎縮は当たり前。新人のうちは失敗の数ほど成長する。今が失敗のチャンス」。河北は「この仕事、一生懸命やれば誰か見ています」田中は「体調、心のストレスをためないことが大事」とアドバイスした。

その後、女優宣言をした心境を岡田は「初めてオスカーに入った時に、女優宣言をする先輩を見て、絶対、いつかこの舞台に立つんだとずっと思っていました。その過去の私が、今ここに立っている。ありがたい機会。夢のような、雲の上にいる気持ちです。やったるぞ、と思っています」と語った。宮本は「うれしい、緊張、不安が一気にきました。今は一生懸命にいろんなことにぶつかってみようという気持ち」。玉田は「幼稚園のころからテレビを見ていて、ずっと女優になりたいと思っていました。今、女優宣言していることが信じられない。未熟ですがたくさん努力してすてきな女優さんになれたらいい」と語った。

また、目標や共演したい俳優に岡田は「共演した草笛光子さんが目標。現場での立ち振る舞いがチャーミングでりんとした強さもあります。演技も生と画面を通した時に違いがあります。演技と人としての部分を尊敬しています」。宮本は「目標は先輩の米倉涼子さん。米倉さんからいろんなことを吸収したい」。玉田は「私も米倉さん。もう1人渡辺直美さん。現場を盛り上げて太陽のように優しい人」と語った。

さらに、演じたい役に岡田は「小さいころから男装するのが好きで男性の役もやってみたい。1年前からアクションをやっているのでアクション系もやりたい」。宮本は「海外ドラマが好き。ゾンビを倒す役とかアクション系をやってみたい」。玉田は「明るい役もやってみたいけど、いつかはホラー映画とか裏で手を回す悪役をやりたい」と語った。

最後に今後の抱負に岡田は「主役を食べるような女優になりたい。周りの人に感謝を忘れない、人としても女優としても輝ける人になりたい」。宮本は「ナチュラルでせりふを忘れさせられる女優になりたい」。玉田は「小さいころからテレビで元気をもらいました。今度は元気と笑顔を届けられる太陽のような女優になりたい」と語った。