俳優佐藤二朗(49)がMCを務めるフジテレビ系の新クイズバラエティー「超逆境クイズバトル!! 99人の壁」(20日スタート、土曜午後7時)の制作発表が6日、都内で行われた。

100人の一般公募参加者の中から選ばれた1人のチャレンジャーが、自分の得意の分野で、ブロッカーとなった残りの99人を相手に早押しクイズで対戦する。5問連続で正解すれば賞金100万円を獲得できる。ブロッカーは1問目の25人から増えていき、最後は99人を相手にする。

昨年の大みそかから、特番3回を経てのゴールデン帯でのレギュラー化に、バラエティーレギュラー初MCの佐藤は「選ばれた人がやるものだと思っていた。1回だけと思っていたのに、レギュラーになって戸惑いもある」。レギュラーを引き受けるに当たっては、夫人に相談して「そんなに長く続く番組じゃないから、与えられた期間、頑張りな」と言われたという。

演出を務める千葉悠矢ディレクターが、入社2年目だった昨年、社内コンペに応募して企画が通った。佐藤は「彼が入社2年目の24歳で、僕はMCが初めてだった。この2人にやらせるなんて、フジテレビ大丈夫ですかねって思いました」。千葉ディレクターは「変な企画なので、やるならバラエティーじゃない人でと思った。二朗さんは主役じゃないけど、面白い。二朗さんならインパクトを与えられると思いました。新鮮です」と話した。

バラエティーのMCを務めることで、佐藤には俳優仲間から、いろいろな声が寄せられた。「山田孝之からは『見ましたよ』とニヤニヤされた。佐々木蔵之介には『お前はバラエティーに魂を売ったのか』と言われました。プロの芸人さんとかいるので、そっちの方でやるつもりはない。MCはこの番組だけで、MCを演じるつもりでやります」と話した。

8月15日に放送された3回目の特番はギャラクシー賞の月間賞を受賞した。佐藤は「僕と言うより、番組がもらった賞なので、その一員としてうれしかった。そんなに数字(視聴率)は、よくなかったのに、クオリティーを見ていただいたんだと思う。『テレビはオワコン』とか言われますけど、まだまだ希望はあるなと感じました」と笑顔を見せた。

過去に佐藤が受賞したのは、15年4月期のフジテレビ系連続ドラマ「ようこそ、わが家へ」のNG大賞だけ。「何もないんですよ。結構、いい芝居をしているのに。(映画、ドラマ化された)『幼獣マメシバ』とか、引っ掛かってもいいのに」とぼやいた。