俳優織田裕二(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)の第7話が、19日に放送される。

織田が演じるのは、勝利のためなら手段を選ばないスーパーエリート弁護士・甲斐正午。相棒のニセ弁護士・鈴木大輔をHey!Say!JUMP中島裕翔(25)、弁護士事務所「幸村・上杉帆率事務所」のボスの幸村チカを「東京ラブストーリー」以来27年ぶりの共演の鈴木保奈美(52)が演じる。

原作の米国版「SUITS」では、サラ・ラファティーが演じるドナ・ポールセンに当たる、主人公・甲斐の秘書・玉井伽耶子役の中村アン(31)は「原作の『SUITS』を見ていた方も、見ていない方も、楽しんでもらえる素晴らしい作品だと思います。ドナを愛しているみなさんから悪口を言われないように、努力したいと思っています。私自身も、ドナを好きだという気持ちは負けていないので」と話している。

第7話では、甲斐(織田)は、クライアントの「桜庭リゾート&ホテル」社長の桜庭庸司(高橋洋)に会いに行く。桜庭は、ここ10年の間に13ものホテルをつくり上げて、そのうちの4カ所は五つ星の評価を得ることがすでに決まっていた。そんな桜庭のもとに、大手ホテルグループ「KJO」社長のジーン・クライン(クリス・バテン)から合併の提案があったという。KJOの代理人弁護士は大手ファーム「弁護士法人セイント」に移籍した木次谷公一(橋本さとし)だった。

大輔(中島)は、司法試験を目指しているものの受験恐怖症に悩んでいた聖沢真琴(新木優子)に協力を申し出る。大輔と真琴は、さっそく試験対策に取り組み始める。

同じころ幸村・上杉法律事務所では新人弁護士の採用面接が行われていた。そこで大輔は、真琴と談笑していた女性・町田日向子(石橋静河)の姿を見つけ驚く。実は大輔は、司法試験で日向子の替え玉受験をしていたのだ。事情を知った甲斐は、本人が替え玉のことを話すわけがないから心配はないというが…。

甲斐に命じられてKJOグループを調べていた大輔は、グループがタイに所有するホテルで従業員のストライキがあったことをつかむ。甲斐は、合併交渉を優位に進めるため、木次谷の息子の替え玉受験をしたことがある大輔をともない、セイントを訪れる。そこで大輔は、セイントの代表が真琴の父・聖沢敬一郎(竹中直人)であることを知る。