サンドウィッチマン伊達みきお(44)が、漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2018」で優勝した霜降り明星を祝福するとともに、自身が優勝してから現在までを振り返った。

伊達は3日更新のブログで、相方の富沢たけしが審査員を務めた同コンテストに言及。「まずは優勝した霜降り明星のおふたりおめでとう! 会場の空気を変えたのはスゴかった。和牛も惜しかったなぁ本当に。面白かったねー。自分達の故郷でもある敗者復活戦は毎回注目して見ていますが、選ばれたミキも頑張ったんだけど惜しかった」と、熱戦を繰り広げたファイナリストたちを労った。

また、敗者復活がならなかったプラスマイナスについても「欲を言えば、プラスマイナスの漫才も見てみたかったなぁ。彼らは、芸歴的にも最後の大会だったからぜひとも決勝の舞台に立って欲しかったなぁ」と残念がり、さらに「あと、俺がめちゃくちゃ笑ったのはギャロップ! スタジオではあまり点数が伸びてなかったが、俺は一番笑ったかなー」と、最終決戦に挑めなかったコンビも称えた。

「それにしても、やっぱりM-1はいいなぁ。優勝したら人生が変わるのは俺らが誰よりも知ってる」と、07年大会で敗者復活枠から劇的な優勝を遂げた当時を振り返った。

「あの頃は、毎日毎日漫才のネタ合わせをして…M-1の事を一番に考えて…とにかく漫才ばっかりやってた。『戦うネタ』を2人で考えて『4分』のネタを夜中まで合わせて、ストップウオッチで計りながら、フレーズ変えてみたりして、それをライブにかけて……の毎日だった」としみじみ。「圧倒的に、あの頃と比べたら漫才の場数も減ったし、コンテスト向けの『戦うネタ』は作ってない。でも、毎年M-1グランプリを見るとやはりもっと漫才がうまくなりたいって思う。今も漫才やってるし、現役だけど、あの頃のキレキレの漫才はもう出来ないかも知れないな。ギラギラしてた10年以上前のスタイルとは違った、今のサンドウィッチマンの漫才で頑張って行こう」と意気込みを新たにした。