お笑い芸人のひょっこりはん(31)がプロ野球選手相手に乱闘を挑んだ。

吉本新喜劇座長の小籔千豊(45)が進行するカンテレの年末特別番組「コヤぶるッ! SPORTS 大忘年会SP(仮)」(31日午後3時50分、関西ローカル)収録がこのほど、大阪・豊中ローズ球場で行われ、野球対決の模様が収録された。

お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の蛍原徹(50)率いる「野球大好き芸人軍」と、野球評論家の古田敦也氏(53)率いる「プロ野球レジェンド軍」が対戦した。

観客席から「ひょっこり」登場し、場を盛り上げたひょっこりはんは「野球やったことない」と言いながらも芸人軍に加わりプレー。投手としてマウンドに上がった相手助っ人のオリックス・若月健矢捕手(23)との対決では、あわや死球の場面に怒り心頭。マウンドまで詰め寄り両軍入り乱れる乱闘シーンに発展した。

同局では、13年1月放送分から特別番組として、野球好きの芸能人がプロ野球のレジェンド軍団に挑戦する企画を開催。過去6回対戦しプロ野球チームの5勝1分けと大きく勝ち越している。

試合後、ひょっこりはんは乱闘について「怖かった。あんな屈強な男目の前にしたことない。野球選手ってめちゃくちゃでかい」と周囲を笑わすと、古田氏は笑顔で「ちょっとひやっとした。ぶるっとしたね」と番組名にちなんだ感想を述べた。

また「来年も出たい」というひょっこりはんに、古田氏は「去年はwithBだったんだけど、毎年会えないんだよね」とぽつり。過去にも、その年に売れた芸人が、助っ人参戦しているものの、浮沈の激しい芸能界では、翌年は出演していない。

これに日刊スポーツ評論家でハマの番長こと三浦大輔氏(44)が「もう世界に出るしかないでしょ。世界遺産でも回ってくれば」と大胆アドバイス。ひょっこりはんは「1年間あるんで世界回らせてもらって逆輸入で戻ってきます。メジャー経験してきます」と宣言し、来年の試合出場を誓った。