韓国の人気9人組ボーイズグループ「PENTAGON(ペンタゴン)」が、GLAYのTERU(47)の書き下ろし新曲で日本デビューすることが6日、分かった。TERUが作詞作曲した「COSMO」を来年2月に発表。全世界同時配信する。

日本語詞で壮大な愛をつづり、美しいメロディーとギターの旋律が印象的なダンスミュージックに仕上げた。リーダーのフイ(25)は「全体的な雰囲気が僕たちにピッタリ」と感激している。

グループ名は五角形を意味し、アイドルに必須の5大能力(ボーカル&ラップ、ダンス、チームワーク、タレント性、マインド)を満たすメンバーで構成。日本人のユウト(20)と中国人のイェンアン(22)を含む日中韓の多国籍アイドルグループだ。韓国語、日本語、中国語、英語を使いこなす。全員が作詞・作曲を行い、振り付けも行うなど、セルフプロデュースアイドルとして知られる。今年発表した「SHINE」のMVは動画総再生回数約1億回の大ヒットとなった。

特にフイはグループのほとんどの楽曲を手掛け、他グループにも楽曲を提供。提供曲が昨年、韓国の音楽配信チャート1位を総なめにした。韓国では「BIGBANG」のG-DRAGON(30)や「BTS」のSUGA(25)と、“天才作曲ドル”の異名を持つ。

日本デビュー前からすでに人気に火が付いている。日本デビュー前にインディーズとして発売されたミニアルバムなどの3作品は、すべてオリコン週間ランキング5位以内にランクインした。先日、ユニバーサルミュージックとグローバル契約を締結。日本だけでなく、世界にも活躍の場を広げていく。

ウソク(20)は「日本だけで見られるすてきなステージで、皆さんをびっくりさせたい」。ユウトは「大きなステージに立てるように頑張っていきたい」とそれぞれ意気込んでいる。【近藤由美子】

◆PENTAGON メインボーカルのフイ(25)リードボーカルのホンソク(24)ヨウォン(22)ボーカルのジンホ(26)イェンアン(22)サブボーカルのシンウォン(22)サブラップ・リードダンサーのユウト(20)サブボーカル・メインダンサーのキノ(20)リードラップのウソク(20)の9人。16年10月韓国でデビュー。7枚のミニアルバムを発表。

デビュー時に所属事務所が「100億ウォン投資しても惜しくないグループ」とPRし、話題になった。