浜田岳(30)が20日、都内で、主演するテレビ東京系新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌 新米社員 浜崎伝助 瀬戸内海で大漁!結婚式大パニック編」(来年1月4日、午後9時)の会見に共演の広瀬アリス(24)吹越満(53)西田敏行(71)小沢征悦(44)浅田美代子(62)と出席した。

15年10月期と17年4月期に放送された人気ドラマシリーズのスペシャル版。浜崎伝助こと“ハマちゃん”を浜田が演じ、“スーさん”こと鈴木一之助を西田が演じる。新春ドラマとしては、17年に続き2回目の放送となる。

今作はハマちゃんと妻のみち子の結婚式がテーマ。原作や映画で描かれなかった話とあり、浜田は「いちファンとして夢がかないました」。みち子を演じ、会見にウエディングドレス姿で登場した広瀬を見て「すっごいきれいです。普通に照れてます」と顔を赤くした。

広瀬は撮影前に連続ドラマを見直したといい、「楽しいと思いながらお芝居をしている感じが出ている」と回想。「今まで感じたことのなかった感覚だったので、これからもみち子役を続けていきたい」と続編を願っていた。

映画でみち子を演じた浅田は、みち子の母親役で出演。映画版のハマちゃん、みち子さん夫婦のそろい踏みに、浜田は「『映画ファンを絶対逃がさないぞ』と気概のこもった作品です」と力を込めた。浅田は「思いで深い作品のお母さん役と聞いて、懐かしい気持ちです」と感慨深げだったが、「映画では結婚式してもらえなかったねえ?」と西田をチラリ。西田も「結婚式のシーンやりたかったな。浅田さんの花嫁姿、キレイだったろうなあ」と笑みを浮かべた。

浜田は“先輩夫婦”を前に「うれしくも恥ずかしい気持ちです。見届けていただいてありがたいです」としつつ、「大先輩の力を借りて、僕らなりの『釣りバカ』、僕らなりのハマちゃん、みち子さん像が作れていると思う」と自信をのぞかせた。