俳優柳楽優弥(28)が21日、東京・渋谷のNHKで、主演ドラマ「母、帰る~AIの遺言」(来年1月5日午後9時放送)の会見に共演の奥田瑛二と出席した。

2人は同じ映画に出演した経験はあるが、本格的共演は初めて。柳楽は奥田について「格好いい。まず顔。こんなバランスのいい人はいない。ビジュアルに感動しました。あとは圧倒的に元気。すごいエネルギー」と絶賛した。

奥田は次女安藤サクラから柳楽のうわさを聞いていたとし「うわさ以上で楽しかった。娘と彼がやったドラマ(16年の日本テレビ系『ゆとりですがなにか』)に負けるもんかと思ってやった。彼を見つめ、ここまでくる若い役者はそういうことなんだと思った。精神も俳優としての技量も兼ね備えている。それがあったから楽しかった」と絶賛した。奥田は安藤から「ゆとりですが-」は、今までで一番、俳優たちと気が合ってやれた作品と聞いていたという。

作品は介護AIが普及する近未来を舞台に家族の再生を描くホームドラマ。柳楽は「メチャメチャ面白かった。できる限りのことができた」と語ると「本当にありそうな話。あったら新鮮な気持ちになると思う」と続けた。奥田は「介護AIがあったら活用したい」とした。