漫画家の小林よしのり氏(65)が、モデルのローラ(28)が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の工事中止を求める署名を呼び掛けて賛否を呼んでいる騒動を受け、「大いに結構、ガンガンやってほしい」とローラを支持した。

小林氏は23日更新のブログで「天皇陛下と同様に政治的発言を禁じられている存在が芸能タレントだ。ローラが辺野古反対の署名活動をしたとかで、自称保守派やネトウヨからバッシングされている」と指摘。ローラの政治的発言に一部から批判の声があがっていることに「ローラを馬鹿にするほど、彼らの政治的意見が優れているとは全然思わない。馬鹿はお前たちだろうと言いたい」と切り捨てた。

「ローラがどこまで深く考えているのかは知らんが、芸能人が政治的発言をするリスクまで考慮して発信してるのなら、大いに結構、ガンガンやってほしい」と小林氏。しかし、ローラら著名人が米ホワイトハウスの請願サイトに投稿するための電子署名活動を行っていることについては「ホワイトハウスに訴えるというのだけが、わしとしては情けない気持ちになる。日本国の民主主義を全然信じていないんだね」と複雑な思いをつづった。