一般男性と結婚し、退社してフリーアナになることを8日にサプライズ発表したテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(33)が同日、ネット局AbemaTVの担当ニュース番組「Abema Prime」(平日午後9時)に生出演した。あらためて結婚を報告し、結婚相手の男性についても明かした。

番組冒頭、MCの石井正則(45)から「本当に驚きました。小川さん。テレ朝を退社される…?」と聞かれ、「はい、退社することとなりました」と答えた。さらに「『アベプラ(同番組)』も卒業するの?」と聞かれ「はい。卒業させていただくことになりました」と申し訳なさそうに答えると、石井から「声が小さい!」としかられた。石井から「しかも極めつけ。ご結婚されるということで。おめでとうございます。本当におめでたい、これは」と祝福され、出演者たちから拍手を浴びると、何度も頭を下げた。

出演者にも事前に伝えていなかったことを謝罪した上で、カメラに向かってあいさつした。「12年お世話になったテレビ朝日を、このたび退社することになりました。3月をもって『Abema Prime』を卒業します。わがままなことを申し上げますと、もっと早くこの番組に出会えていたら、と思います。共演者の方々、視聴者の方々が、心の底から大好きでした」などと感謝した。

その後は、お相手の男性について、石井らから質問攻めにあった。小川アナは「もう本当に一般の方です。年齢は1年、年上ですね。身長ですか? 私よりは大きい方ですね」と次々と答えた。石井から「絶対イケメンだ」と言われると、「イケメンじゃないです、全然もう…」と首を横に振った。テレビ朝日の元後輩の紹介で、昨年春頃に出会ったという。パンサー向井慧から「テンプレートだな!」とヤジられると、「テンプレートな恋愛をしているんですよ!」と反論し、笑いを誘っていた。

今後のキャリアイメージを聞かれると、「私ももうすぐ34歳になるんですけども、結婚して家庭を持って、子どもも授かれたら、と思いめぐらせる中で、子育ても仕事も上手に両立して、どちらかにブレーキかけるのではなくどちらにも全力で臨めるような環境に身を置きたいと思いました」と答えた。相手のどこが魅力だったのか尋ねられ、「ポジティブシンキングです」と笑顔で答えた。まだ婚姻届は提出しておらず、現在、結婚への準備や調整などを進めているという。

小川アナは、7年半務めたテレビ朝日系「報道ステーション」を昨年9月に卒業し、その後「Abema Prime」のメインキャスターを務めていた。同番組も今年3月いっぱいで卒業する。

この日午後4時すぎ、テレビ朝日を通じてマスコミあてのファクスで退社を発表。「この度、12年間お世話になったテレビ朝日を退社することになりました。アットホームであたたかなテレビ朝日という会社を離れる決断は簡単なものではありませんでしたが、あらためて自分の人生やキャリアについて思いを馳せるなか悩み抜き、このタイミングで公私ともに新たな環境に身を置くという決断を致しました」とコメントしていた。関係者によると妊娠はしていないという。