吉本新喜劇が1日、60周年を迎え、大阪・なんばグランド花月で記念公演「60周年だよ!吉本新喜劇!」を上演した。
節目を飾るにふさわしく、ほぼ全ての座員を含む総勢112人が出演。体調不良につき休演中の最古参メンバーで最高齢、桑原和男(83)も、18年9月15日の「KOYABU SONIC」新喜劇以来、約6カ月ぶりに舞台に上がった。
60周年を迎え長年、新喜劇を支えてきた内場勝則(58)と辻本茂雄(54)が座長職を勇退し、ベテラン座員に。清水けんじ(43)ら4人がリーダー職に就き、小籔千豊(45)ら4座長と4リーダーの新体制となった。
公演は「花月商店街60年の歴史!?」と題し、60年前や30年前にタイムスリップ。各時代で間寛平(69)や池乃めだか(75)、辻本や内場、石田靖(53)らが登場し、記念の舞台を盛り上げた。
桑原は喫茶店の美人店員役で登場し、満員の客席から大歓声を浴びた。「ごめんください~」から始まるお決まりネタや乳房を放り出すギャグを披露し、健在ぶりをアピールした。
カーテンコールでは、出演者が勢ぞろいし、感謝を伝えた。
座長職を勇退した2人もコメントし、辻本は「これからはベテランとして支えていきたいと思います」。内場は「次の世代、新しい新生新喜劇を楽しみにしております。みなさん、温かい目で育ててあげて下さい」と話した。
イスに座る桑原は「1人でもたくさんの面白い芸人を」と、新たな新喜劇に期待しつつ「新喜劇入社1年の生徒だと思って頑張ります」と、意気込みを語って笑わせた。
公演の最後のせりふで、歴代の先輩らに感謝を述べた小籔は「吉本新喜劇をさらにかわいがっていただきたい」と、あいさつした。
本公演の模様はMBSで2日、午後12時54分から2時間スペシャルで放送される。
60周年イヤーには、47都道府県や中国、シンガポールなど5カ国を回るアジアツアーなどの周年イベントが予定されている。



