NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第9話が3日に放送され、関東地区の平均視聴率が9・7%(関西地区8・3%)だったことが4日、ビデオリサーチの調べでわかった。第6~8話まで視聴率は3週連続で9%台を記録していたが、4話連続で1桁となった。

第9話は、金栗四三(中村勘九郎)と弥彦(生田斗真)がストックホルムに向け旅立ち、ウラジオストクなどを経由してのシベリア鉄道17日間の旅が描かれた。不手際で治五郎(役所広司)の渡航が遅れる中、監督の大森兵蔵(竹野内豊)と安仁子(シャーロット・ケイト・フォックス)のハネムーンのような態度、初めて触れる外国人の横柄さに、四三は不安を募らす内容だった。

◆これまでの視聴率推移

第1話が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)

第2話は12・0%(関西地区11・5%)

第3話は13・2%(関西地区11・6%)

第4話は11・6%(関西地区12・0%)

第5話は10・2%(関西地区11・7%)

第6話は9・9%(関西地区8・0%)

第7話は9・5%(関西地区8・6%)

第8話は9・3%(関西地区7・7%)

第9話は9・7%(関西地区8・3%)