10日に放送されたNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第10話の関東地区の平均視聴率が8・7%(関西地区8・6%)だったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。第6~9話まで関東地区の平均視聴率は4話連続で9%台を記録していたが、前話から1ポイント下がり、同作では初の8%台となってしまった。

第10話は、金栗四三(中村勘九郎)が白夜に苦しめられ、おまけに大森兵蔵(竹野内豊)の体調が悪いため、弥彦(生田斗真)と2人だけでトレーニングを開始。周囲の外国人選手の多くが、監督の的確な指導のもと、複数の選手と一緒になって練習に励む姿を見て、明らかな差を感じ、また、孤独にめいっていく内容だった。

◆これまでの視聴率推移

第1話が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)

第2話は12・0%(関西地区11・5%)

第3話は13・2%(関西地区11・6%)

第4話は11・6%(関西地区12・0%)

第5話は10・2%(関西地区11・7%)

第6話は9・9%(関西地区8・0%)

第7話は9・5%(関西地区8・6%)

第8話は9・3%(関西地区7・7%)

第9話は9・7%(関西地区8・3%)

第10話は8・7%(関西地区8・6%)