横浜市の伊勢佐木町で14日、日韓の文化交流イベントが行われた。会場のエクセル伊勢佐木では、韓国が伝統音楽「パンソリ」を披露。日本は馬車道発横浜アイドル「ポニカロード」による約30分間のライブパフォーマンスで盛り上げた。

2009年に横浜市と韓国・仁川市がパートナー都市協定を結んで以降、両都市で文化交流キャンペーン「ヨコハマ・モシッソヨ!」を展開している。「モシッソヨ」は韓国語で”格好いい”を意味する。今回のイベントはその一環として開催された。

この日出演した崔亨仙(チェ・ヒョンソン)さんは「日本を旅行していた時に歌舞伎を見て、日本の伝統文化に触れました。日本は若い人にも伝統文化が浸透していることがすごいと思います。今日は参加できて本当に光栄です。今後も日韓交流のイベントがあれば参加したいです」と話した。

ポニカロードは神奈川県警防犯応援アイドルなどを務め、地域密着型の活動を行っている。横浜市出身の太田あかりは「日本と韓国の文化を同時に楽しめるイベントに4年連続で出演できて光栄です」。リーダーの入船あんは「会場にいた日本人も韓国人も、みんな一緒に私たちの曲で踊ってくれてうれしかったです」と文化交流を満喫した様子だった。