18年度に放送された優れたテレビドラマの脚本家に贈られる「第37回向田邦子賞」(向田邦子賞委員会など主催)が2日、昨年10月クールの日本テレビ系「獣になれない私たち」を手がけた脚本家野木亜紀子さんに決まったと発表された。

野木さんは「一緒にドラマを作った日本テレビの人や主演の新垣結衣さんや松田龍平さんが喜んでくれると思う。関わったすべての人に感謝しています」と語った。

審査員には同作の安易に結論を出さない作りが評価された。野木さんは「とても分かってくださった人たちがいるということがうれしいです」と語った。受賞の喜びを「新垣結衣さんに伝えたい。新垣さんありきで書き始めた作品。新垣さんがいなければ生まれていないドラマ。新垣さんがこの世に生まれてくれて良かったなと思っています」と語った。