シンガー・ソングライター平井堅(47)が、東京・日本武道館でコンセプトライブ「Ken’s Bar」20周年公演の最終公演を迎えた。

98年に始まったお酒をたしなみながら楽しめるライブ。昨年5月から、米ニューヨークを含めて、約1年間をかけて16公演行い、10・5万人を動員した。

最終日のこの日の公演には、亀田誠治氏(54)とあいみょん(24)がゲスト出演した。あいみょんは、ブレーク前からラジオ番組などで気になるアーティストとして名前を挙げており、あいみょんがラジオで平井にお礼の手紙を書いたこともあったという。平井は得意げに「何人もの人に言われていると思いますが…。俺が見つけた」と胸を張ったが、あいみょんから「そう育てていただいた方がたくさんいます」と返され、苦笑い。それでも「子供でもおかしくないくらい年が離れていても、こうしてドキドキさせてくれる存在がでてきてうれしいです」と話し、「愛を伝えたいだとか」などを歌った。

最新曲「いてもたっても」(29日配信開始)のミュージックビデオ(MV)で、魔法使いを演じて話題になっているが、「POP STAR」では、ピエロのような格好で登場し「こんな47歳いかがでしょうか? 僕の辞書から羞恥心という言葉は捨てました」と笑いも誘って、1万人を最後まで楽しませた。