ビートたけし(72)が妻幹子さん(68)と協議離婚していたことが12日、分かった。以前から、話し合いが続けられており、このほど結論が出た。80年に結婚(正式な婚姻届提出は83年)し1男1女をもうけたが、39年後には別々に歩む人生を選択した。会見や書面などでのコメントの予定はない。

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<たけしの過去離婚危機>

▼フライデー襲撃事件 86年12月、たけし軍団11人とともに講談社「フライデー」編集部に乱入し5人にけがを負わせた。交際が報じられた女性への取材時のトラブルがきっかけ。懲役6月、執行猶予2年の判決を受けた。幹子さんは翌年、子供との生活を守るため大阪に転居。同年、幹子さんの不倫疑惑も報じられたが、幹子さんは否定。

▼不倫騒動 94年、たけしと人気タレントとの交際が報じられたが、双方ともに男女関係を否定。

▼バイク事故 同年、転倒事故で重傷を負い入院、長期休養した。幹子さんは集中治療室(ICU)の隣に泊まり込み付き添った。

▼離婚報道 14年、週刊文春で「100億円払って離婚」と報じられる。たけし否定。

▼新会社設立、独立 15年にT.Nゴン設立。17年たけしは、幹子さんや長男が代表を務める、著作権などを管理する2つの会社の取締役を辞任。18年、たけしがオフィス北野から独立、ゴンに移籍。関係者は「幹子さんが『公私ともに縁が切れてしまう』と話していた」と明かした。