来年1月スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の新たな出演者発表会見が17日、都内で行われた。

同作は、俳優長谷川博己(42)が主演し、明智光秀の謎めいた前半生を含めた生き様を描く作品。

新たに発表された出演者は11人。また語りを市川海老蔵が担当することも発表された。

斎藤道三の側室、深芳野役の南果歩は「今回このように戦国オールスターキャストの一員として、この場に立たせていただいていること、すごくうれしいです。そして何よりも、もちろん戦国の世は、男の社会でもあったわけですが、そのそばで女性たちがどのように生きたか、もぜひ見ていただきたいと思っています」と決意表明した。

「そして来年は2020、オリンピックイヤーです。テレビがもっとも熱くなる年だと思います。それに便乗するわけではありませんが、大河ドラマでももっともっとテレビを熱くして、2020年を皆様の心に残る年にしていきたいと思います」と話し「余談ではありますが、私も1964年、東京オリンピック生まれなので、それも含めて東京オリンピックの年に頑張りたい」と笑顔を見せた。

ほか、光秀の正室、煕子役を木村文乃、道三の家臣、稲葉良通(一徹)役に村田雄浩、藤田伝吾役に徳重聡、今川義元役に片岡愛之助、織田信長の母、土田御前に檀れい、光秀の終生のライバル藤吉郎(豊臣秀吉)役に佐々木蔵之介、足利義昭役に滝藤賢一、三淵藤英役に谷原章介、細川藤孝役に真島秀和、松永久秀役に吉田鋼太郎が発表された。

書家の中塚翠涛さんによる題字もお披露目された。

3月にはすでに、大河初出演となる沢尻エリカ(33)岡村隆史(48)高橋克典(54)らの出演者を発表している。