7人組アイドルグループJuice=Juiceが17日、東京・日本武道館で、「ハロプロ プレミアム Juice=Juice CONCERT TOUR2019~Juicefull!!!!!!!~ FINAL 宮崎由加卒業スペシャル」を開いた。

同公演は昨年12月末、同ツアーをもって卒業を発表したリーダー宮崎由加(25)の卒業公演となった。尊敬する道重さゆみ(29)がサプライズで登場。「卒業おめでとう!」と花束を贈った。「いつも私のことを好きっていってくれたりでうれしいので、今回は私が宮崎ちゃんのお祝いに来ました」と話した。

宮崎は「2年くらい休んでも大丈夫だよ」のアドバイスを受けたが、「それは道重さんだからです」と謙遜した。「次の日からとは言いませんが、すぐにみなさんの前に現れて、これから先も好きになってもらえるようにがんばります」とアピールした。

本編が終わると「ゆかにゃ」コールとともにピンクのペンライトが振り続けられた。

卒業スピーチでは「Juice=Juiceの結成で私のアイドル人生が始まりました。できないことばかりでとにかく周りについていかないとと思っていた中でリーダーに選ばれてしまいました。正直このころの記憶は曖昧なことが多いです」と振り返った。

「弱気な私をJuice=Juiceが強くしてくれました。だから今なら言ってもいい気がします。この先もうまくいくと思います、私なら」と宣言した。途中言葉を詰まらせるシーンもあったが、ほぼ笑顔のスピーチだった。

そんな宮崎もメンバー1人1人からメッセージを贈られると涙を流したが、それでも笑顔は絶やさなかった。最後は「明日からJuice=Juiceオタクになります」と笑顔でファンに宣言した。

宮崎は13年のグループ結成から参加。卒業後はモデルや女優を中心に地元石川県でも活動を続けていく。

また、14日に加入が発表された工藤由愛(14)松永里愛(13)もファンに初お披露目された。工藤は「47都道府県にいっていろんな人に出会いたいです」。松永は「海外に行ったことがないので、海外でライブをしたいです」とアピールした。

同ツアーは全国9会場18公演を行い、約3万2500人を動員した。この日は、約2時間半で卒業ソングとなった新曲「25歳永遠説」など全20曲を披露し、約1万人のファンを魅了した。また、BSスカパー!で生中継され、台湾を含む全29会場でライブビューイングも実施された。