名取裕子(62)主演のテレビ東京系ドラマ「特命刑事カクホの女2」(金曜午後8時)が10月期に放送されることが27日、分かった。

18年1月期に放送された人気刑事ドラマの第2弾。数々の事件モノに主演する“サスペンスの女王”が、テレ東のゴールデン帯連ドラにカムバックする。

名取演じる定年直前に現場に異動した元内勤の警察官・北条百合子と、麻生祐未(56)演じる実力派たたき上げ刑事・三浦亜矢が犯人確保に奔走する物語。マイペースな百合子と気の強い亜矢のコミカルな掛け合いが人気を呼び、このたびシーズン2が決定した。

前作は“定年間近”だったが、今作では定年後の嘱託刑事として現場復帰。出世したものの、肩書だけの所轄署副署長に不満を抱く亜矢と再びタッグを組むことになる。名取は「熟女バーでも開いてそこで情報収集するといいなと思っていたんですけど」と冗談を交えつつ、新作の制作を「お話が来てすごくうれしかったです」と喜んでいる。

麻生とは、14年4月期にテレ東系の同枠で放送された「マルホの女~保険犯罪調査員~」からコンビを組む。名取は、麻生について「予想外の芝居をなさるので、今度はどんな芝居をしてくるのだろうとワクワクしております」。麻生も名取との共演を「とても光栄です。再び、ハラハラ、ドキドキ、ハハハな気分が味わえるのかと思うと今から楽しみです」と心待ちにする。

クランクインは9月上旬。「楽しい現場」と前作のチームワークの良さを振り返りながら、名取は「もっともっと面白く目が離せないような熟女パワーをお見せしたいなと思います」と意気込んでいる。