俳優風間俊介(36)と麒麟・川島明(40)、フジテレビ杉原千尋アナウンサー(23)が、フジテレビの新バラエティー「BACK TO SCHOOL!」(10月30日スタート、水曜午後10時、初回2時間SPは午後9時)でMCを務めることが28日、分かった。

3人ともゴールデン帯のMCは初体験。芸能人が現役高校生たちと一緒に学校生活を本気で過ごす、リアルな青春ドキュメントバラエティー。

これまで特番が3回放送された。第1弾では、8歳からアイドルをやっていたことでちゃんとした高校生活を送れなかった元℃-uteの岡井千聖(25)がサッカー部のマネジャーを経験。小さい頃からボクシング漬けの生活を送り、日本人初の3階級制覇世界チャンピオンに輝いた亀田興毅(32)は、中卒のため高校に行って勉強したかったということで日本史や数学の授業を体験した。

第2弾では、学生時代に往復2時間半をかけてインターナショナルスクールに通っていたという歌手の青山テルマ(31)が、普通の高校生活を送ってみたいとの強い思いから沖縄県の石垣島にある高校へはるばる“転校”して、最後はクラスメートからのサプライズに大号泣した。そして第3弾では、女優の川島海荷が、自然豊かな島根県・隠岐の島にある高校の吹奏楽部に入部。最終日に急きょ開催が決定した演奏会で、フルートを披露することになり猛練習で大成功を収めた。

レギュラー化決定に風間は「なるべくしてなった、そんな風に感じています。多くの人に見ていただける時間に放送できることがうれしいです。とにかく“エモい”です。心が動くエモーショナルな番組です」。

川島は「これまでの3回の特番収録でも毎回泣いてしまっているので、毎週押し寄せる涙腺崩壊に向けて水分補給しておかないと、と思っています。これまで通りの静かな心地よい番組をブレずにお届けできたらと思います。バラエティーではなく、良質な邦画をみる気持ちでご覧ください。風間くんと川島がしっかり泣いていることがありますが、そっとしといてやってください」と話している。

総合演出を担当するフジテレビの田中良樹ディレクターは「学生時代に『もっとこうしていれば』という後悔やないものねだりは、多かれ少なかれ、誰もが一度は抱く感情だと思います。あの頃の純粋な気持ちを思い出してちょっとだけ優しい気持ちになれる番組を、転校生となるタレントさん、全力でいまを生きる現役学生たち、そして、スタジオで見守るMCの風間俊介さん、川島明さん、杉原アナと共に、チーム一丸となって日本中にお届けできればと思っています」と話している。