アニメソングの歌姫の1人として知られる歌手May’n(29)が、TOKYO MXなどで放送されるアニメ「アズールレーン」(10月3日から順次スタート)のオープニング主題曲「graphite/diamond」を担当することを14日、発表した。

同日に秋葉原で開催された「アズールレーン2周年イベント」で発表された。「アズールレーン」はもともと、世界中の艦船を擬人化した少女たちを育成・編成して戦うスマホアプリゲームで、登録者数が600万人を超える人気ゲーム。

テレビアニメは地表の71%が水で覆われた星を舞台に、人類が結成した組織「アズールレーン」と、艦船を擬人化した少女達の運命を描く。同曲は、アズールレーンの壮大な世界観、アニメ内の運命的な戦いを表現。May’の歌声に重厚なストリングスなどが重なった、ロック風の推進力あるサウンドとなっている。

May’nは主題歌について「『負けたくない、でも傷つけたくはない』。壮大な戦いの激しさ、そして、ときに邪魔にさえ思えてしまう優しさを歌わせていただきました。変わらない。変えられない。でも、前に進むしかない。強い信念をもったアズールレーンのキャラクターたち、そしてあなたの背中を押す大きな風のような曲でありますように」と、コメントを寄せた。

CDはアーティスト版、アニメ版ともに11月20日発売。10月に開催される東名阪ホールツアーでのお披露目もありそうだ。

May’nは05年にメジャーデビュー。08年のテレビアニメ「マクロスF」で劇中に登場する歌手シェリル・ノームの歌パートを演じたころから、アニソンやゲーム主題歌などを多く担当。日本武道館や横浜アリーナの他、米仏独やアジアなど16都市で単独公演を開いている国際派でもある。