ファッション通販サイトZOZOTOWNを運営するZOZO創業者の前澤友作氏(44)が14日、公式Youtubeチャンネルで、愛用している自らのプライベートジェット機を売ると発表した。

前澤氏はプライベートジェット機で成田空港を出発し、オーストラリアのメルボルンへ向かう前に動画を撮影し、配信したもようだ。動画の最後で「何と、この飛行機、来年末くらいで乗らなくなります。新しい飛行機が来年末にくるので、古くなる飛行機は乗らなくなります」とプライベートジェット機を買い替えることを明らかにした。その上で「これ、売りに出ますので、購入のご興味のある方は、ご対応させていただきます」と言い、笑みを浮かべた。

前澤氏は、Youtubeチャンネルの視聴者から、プライベートジェット機を知りたいというリクエストが多いので、動画で紹介することにしたと語った。その上で「フライト時間の15分くらいまえに(空港に)入れば十分。着いた時も入国審査が一瞬で終わる。フライト時間自体も、聞いたところによると一般の飛行機より、少し高い高度を飛ぶから、空気抵抗が少ない関係で一般の飛行機より若干、早い」と利便性を強調した。

前澤氏は搭乗後、機内を紹介した。キャビンには、ワインが好きなのでワインセラーを設置しており、ワイングラスも「機内だと揺れて割れるので」と、専用トレーで固定できるようにしているという。座席は前9人、後ろ5人14人乗りだというが「14人乗って飛んだことは今まで1度もないかな。(後ろの座席は)ベッドにしている。何の負担もない」と語った。

また、iPod(アイポッド)で飛行機内の照明などの操作もできるという。前澤氏は「上空に上がって、まぶしくなると窓のシェードを下ろすことも出来る」と説明。「(室内も)真っ赤にすることが出来る」とし、X JAPANのYOSHIKIが乗った際、機内の照明を真っ赤にしたと明かした。「昔、YOSHIKIさんが乗った時は、このモードで一緒にロサンゼルス行く時、ずっとワインを飲みながら…」と、X JAPANの代表曲「紅」にちなんだ“おもてなし”で盛り上がったようだ。機体にはカラオケも積んでいて、カラオケすることも出来るという。

前澤氏は「買って4年近くになるんですけど、買って以降、普通のエアーラインには1度も乗っていないほど便利で使いまくっている。海外自体に年間、3~4分の1くらいいる。月2回としても20~30回は絶対に乗っている」と愛用していることを強調した。

機体は2015年式で、総フライト時間は約1200時間で価格は応相談だという。