フジテレビは東京メトロ新橋駅の改札外に設置した「柱動画(サイネージ)」で、フィギュアスケートの羽生結弦選手(25)と高橋大輔選手(33)の特別動画を期間限定で公開している。

同局は19日から4夜連続で「全日本フィギュアスケート選手権」(午後7時)を生中継する。4年ぶりに全日本に出場する羽生選手と、今大会を最後にアイスダンスに転向してシングル最後となる高橋選手に大きな注目が集まっている。2人の全日本フィギュアでのこれまでの戦いを振り返る。公開されているのは、羽生選手と高橋選手が出場した09年、11年、12年、13年の全日本フィギュアでの戦いの模様。

10年前の09年の全日本では当時23歳の高橋選手がケガで欠場した前年から復活して4度目の優勝に輝いた。全日本ジュニア王者として参戦した、当時15歳の羽生選手は6位入賞を果たした。

11年は当時25歳の高橋選手が安定した演技で2年ぶり5度目の優勝を飾った。17歳になった羽生選手はグランプリシリーズで躍進して注目される中で3位。初の表彰台で笑顔を見せた。

12年は高橋選手はショート2位で迎えた、フリーで4回転ジャンプを成功させて2位。羽生選手は、ショート1位から僅差で逃げ切り全日本初優勝を飾った。

13年は高橋選手は直前に右足を負傷。けがを押して挑んだが5位に終わる。羽生選手はショート、フリーともに圧巻の演技を披露し、異次元の強さで全日本連覇を達成した。

4年ぶりの全日本出場の羽生選手、アイスダンス転向前の最後のシングルとなる高橋選手、そして全日本4連覇を狙う宇野昌磨選手。この3人が全日本でそろうのは8シーズンぶり。令和の初代日本一をかけて氷上の戦いが始まる。