26日に放送されたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」2話で、サントリーお茶飲料「伊右衛門」が急上昇ワードとしてツイッターのトレンド入りする珍事があり、ネットが沸いた。

斎藤道三(本木雅弘)が、娘の嫁ぎ先である土岐頼純(矢野聖人)を、お茶で毒殺する場面が放送された。本木は長く「伊右衛門」のCMキャラクターを務めている。甲冑(かっちゅう)姿の道三が「まずは心を落ち着け、茶などお召し上がりくださりますよう」と、美しい所作で抹茶をたて始めると、「伊右衛門のモックンがお茶たててる」とSNS上がざわざわ。道三が都で流行る歌を節をつけて歌う中、一気に飲み干した頼純が苦しみ出して絶命した。

このシーンで「こんな恐ろしい伊右衛門あるかぁぁ」と視聴者が一気に反応。「サントリーさん、ドラマだから許して」「サントリーの風評被害を気にするタイムラインになごむ」「実況が盛り上がるこれぞ大河」などと大いに沸いた。

その後もタイムラインは「伊右衛門」でにぎわい、「いま飲んでる伊右衛門のボトルに『抹茶の甘み』って書いてあってこわい(笑)」など次々とツッコミツイートがアップ。「麒麟がくる」のタイトルにかけて「キリンの生茶は来ないのか」も人気ツイートに。「タイトルはキリン、ナレーションの市川海老蔵は伊藤園、主演の長谷川博己はサッポロ」と、偶然に沸くツイートも続々と拡散された。