乃木坂46の白石麻衣(27)が29日、都内で、ヒロインを務める映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(中田秀夫監督、2月21日公開)完成披露舞台あいさつに出席した。7日のグループ卒業発表以来、イベント出演は初めて。

赤いワンピースで登壇した。「とても緊張しています」とほほ笑み、「やっとみなさんに一足早く見ていただけるんだなと思うと、私もドキドキワクワクします」とあいさつ。タイトルにかけて「スマホは落とさないように」と笑顔で呼びかけた。

撮影時期の昨年夏は、自身の卒業で悩んでいた時期だったという。「この作品にかける思いが強く、全力で挑み、撮り終わって卒業につながるものがあって今かなと思ったので、卒業を発表させてもらいました」と明かした。

会場には、8200通の応募から選出された500人が出席。「まいや~ん!」の盛大なかけ声の中、笑顔で降壇した。

この日、主演の千葉雄大、成田凌、鈴木拡樹、井浦新、中田秀夫監督も登壇した。千葉は続編の主演を「まさかでビックリしました。でも前作に引き続き中田監督やすてきなスタッフと新たな作品が作れるうれしさがあった」。また「白石さん、鈴木さん、井浦さんとすてきなメンバーと」と話すと、会場は成田の名が抜けていることにクスクス。気付いた千葉は成田の肩に手をかけ「この人はもうやっているから」と話して笑いを誘い、「新たなメンバーの皆さんとご一緒できるも楽しみでした」と続けた。

白石をつけ回す謎の男役を演じる井浦は「前作で成田君の“キモイ系俳優”にどこまで近づけるか。キモイ系対決をしたい」と話した。これに成田は「新しいジャンルですね」と笑った。