ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(47)が、新型コロナウイルス感染拡大防止のためライブ開催の自粛を音楽仲間らに呼びかける動きが出てきていることについて、「圧力」「弱者いじめ」と表現して批判した。

イベントやライブの開催可否をめぐって意見が分かれる中、YOSHIKIはこの状況下での開催および参加は「危険な行為」だとし、SNSを通じて音楽仲間やそのファンに向けて自粛を繰り返し呼びかけている。3日にも「今このタイミングで、日本でのコンサートを開催、及び参加しているみんなへ、自己責任っていう問題じゃないと思うよ。批判じゃないよ、批判してる時間なんかない。戦っているのは、対人じゃ無くて、対ウイルス。今からでも、自分も含めて、冷静な判断のもとにそれぞれができることをしよう」とツイートした。

YOSHIKIのこうした呼びかけに、堀江氏は3日、「圧力って奴ですかねこれ」とツイート。「俺なんかは別に気にしないけど、大御所アーティストがこういうとビビリは相当気にして寂しい懐具合で小規模イベント中止せざるをえなくなって悲惨なことになるんじゃないかなと。だからそれは圧力っぽくない?」と説明し、「弱者いじめやん。それこそ、御親友の三木谷さんとかが救済で無観客ライブ支援基金とか出してくれるんなら別やけど、彼はEC特需でウハウハでしょ笑」と私見を述べた。

堀江氏自身は、新型コロナウイルスに対する日本国内の反応は「過剰」だとし、「不必要に怖がっているように見えます」と、自身のユーチューブ動画内で私見を述べている。過剰な自粛によって経済活動が滞ることへの懸念を示し、イベント開催についても「健康な成人しか集まらないようなイベントを中止にするのはやめたほうがいいんじゃないかな」としていた。