モデルのトラウデン直美(20)が4月から、BSテレ東の報道番組「日経プラス10」(月曜~金曜午後10時)の番組内新コーナーのキャスターに抜てきされたことが8日、分かった。

週1回のコーナーで環境や貧困、女性支援など世界が直面する問題や、国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)への企業の取り組みなどを深掘りしていく。関係者によると、環境問題や自動車の自動運転などに興味を示しており、自ら現場を訪れる取材も予定されているという。

トラウデンは大型コンテストでトップに輝いた美貌はもちろん、慶大在学中の知性を持ち合わせており、テレビ関係者から注目を集める逸材だ。昨年11月、天皇陛下の即位パレード「祝賀御列の儀」のNHK特別番組にスタジオゲストとして出演。的確なコメントがネット上などで称賛された。今年1月にはNHK「ニュース7」で、成人の日のコーナーで特集されるなどモデルの枠を超えて活躍している。

トラウデンは今回の抜てきについて「新たなステップとして、世界で起こるさまざまな事象や気象によるSDGsの取り組みなど、知らなかったことをたくさん取材して吸収したいです」とし、「これからの学びに対し、とってもワクワクしています。勉強するつもりで、頑張ります」と意気込んでいる。

トラウデンにとって、ニュースキャスターも将来の目標の1つだという。大きな夢に向かっての第1歩となりそうだ。

◆トラウデン直美(とらうでん・なおみ)1999年(平11)4月21日、京都府生まれ。12年、13~17歳の女性を対象にしたコンテスト「ミス・ティーン・ジャパン」でグランプリを獲得し芸能界入り。モデルとして数々のファッションショーに出演。18年4月、慶大法学部政治学科入学。同月から日本テレビ系「Going!Sports&News」日曜版お天気キャスターを務めた。現在フジテレビ系「ワイドナショー」準レギュラーなど多くのテレビ番組に出演。身長169センチ。血液型A。