大塚製薬「ポカリスエット」の新ヒロインに、15歳の新人女優・汐谷友希(しおや・ゆき)が選ばれた。ポカリスエットのヒロインは、86年に初代の森高千里が選ばれたのを皮切りに、宮沢りえ、一色紗英、綾瀬はるか、川口春奈、中条あやみらが選ばれ、昭和から平成にかけて、新人女優の登竜門として知られてきた。汐谷は「誰もが1度は飲んだことがある国民的な飲料『ポカリスエット』のCMは、数々の有名な方々が出演されているので、ずっと私の憧れでした。念願のポカリスエットのCMヒロインに仲間入りすることができて本当にうれしいです」と喜んだ。

現役高校生の汐谷は、昨年のオーディションで大役を射止めたが1度、落ちたことがあるという。「実は昨年度のオーディションでは、惜しくも落ちてしまい、悔しい思いから少し自信をなくしていた時もあったのですが、今度こそ絶対にヒロインを勝ち取る! という気持ちでオーディションに臨みました。強い思いが力になり私も変わることができました」と振り返った。

汐谷にとって、お披露目となる新CM「渇きを力に変えてゆく。」編は、10日から公開される。今後のCMシリーズに向け、汐谷は「飾らない自分の自然な表情が出せたらいいなと思います。そして、映画のワンシーンのように皆さんの心にいつまでも印象に残るものにしたいです」と抱負を語った。