NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の20日に放送された第16回の平均視聴率が20・6%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は初回の21・2%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、裕一(窪田正孝)は志津(堀田真由)との失恋を引きずり、黙々と仕事を続ける日々を暮らし、会社の仲間らは気をもんでいた。茂兵衛(風間杜夫)は裕一が仕事に身を入れ始めたと聞き、養子として紹介できると安堵(あんど)した。幼なじみで新聞社に勤める鉄男(中村蒼)は、ある日、取材のために渡された雑誌にあった「国際作曲コンクール」の募集があることを知り、裕一に話を持ちかけた。そして貨車の仲間ラニも背中を押され裕一は再び作曲に向き合うことにした。一方、豊橋では音(二階堂ふみ)が歌手を目指しレッスンに励み、姉の吟(松井玲奈)からは、お見合いを勧められていた、という内容だった。