落語家でタレントの笑福亭鶴瓶(68)が10日、MBSラジオ「ヤングタウン日曜日」の生放送で、検察庁法改正案などについて語った。

休業要請を段階的に解除する独自基準「大阪モデル」に関するリスナーからの便りで、新型コロナウイルスに関する話題になった。鶴瓶は「歴史の教科書にあかん人載りますよ。この政権あかん人が多いなって出ますわ」と話した。「いい政治家と悪い政治家が分かる。俯瞰(ふかん)でみられない政権をやっとんなという感じで。しばらくしてから、歴史の教科書にあかん人の名前が出てくるでしょうね」と予想していた。

そこから、内閣が検察幹部の役職定年を延長できるようにする検察庁法改正案の話題へ発展。鶴瓶は「こんなことで今、法案通したりすんのおかしい。今せんと、コロナ対策に必死にならないと。それしないとみんなおかしいと思ってるよね」と述べた。

俳優やタレントなど多くの人が「検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグ付きツイートし、俳優の井浦新(45)は「もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい」と投稿。鶴瓶は「井浦新も怒ってます」と話していた。