女優のん(26)が12日、小学館文庫の新レーベル「おいしい小説文庫」の初代アンバサダーに就任した。

「映画『この世界の片隅に』に声優として参加させていただいて、食べる幸せを改めて実感しました。そして、物語の中に出てくる食べ物には不思議な魅力がある。食べた事のある料理でも、妙においしそうに思える。初代アンバサダーとして、食の楽しさを発信していけたらと思います」とコメントを寄せた。

同文庫はレシピ、グルメ、レストランなど食に関する小説に特化したもので、6月5日からスタート。第1弾としては、連続ドラマ化された「鴨川食堂」シリーズの原作にもなった柏井壽氏「鴨川食堂もてなし」など3冊が発売される。新作は3カ月に1度、3作品程度を刊行していく。